2014年11月30日日曜日

各部材の接着・接合を終えたら「ヤスリがけ」です。この行程はおそらく小学生でもできる作業かと思いますがこの行程が結構地味で大変だと感じます。大きなテーブルなどはベルトサンダーというヤスリがけの機械を使ったりしますが、椅子の場合部材が細かったり入り隅(角の隅のくびれ部分)が多くその部分は機械では無理なのでサンドペーパーで仕上げます。特にはみ出た接着剤を拭き取った部分は毛羽が立っているので、その部分の作業をおろそかにすると塗装した時に粗となって現れてきます。写真はそんなこんな理由で全ての面と角をスリスリして仕上がった状態ですが、この時が奇麗だな〜って思います。もちろん、塗装した瞬間も木目がしっとりと現れて奇麗ですが、ヤスリがけが終わった時はなんと言うか優しい感じがします。手触り感もホットする状態です。いっその事、このまま終わっちゃいたいくらいです。(内心それも有りだとおもいますが・・・)でも、塗装して表面にワクシングが施されると汚れにくく木が保護される状態になるのでこれまた大事ですね。

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