2019年9月27日金曜日

 Kottiユーザーさんから頂いた写真です!
職場でお昼休憩の時に、「Kottiが有ると無いとではぜんぜん違う!」とコメントを頂きました。

Kottiを開発する時に定めたコンセプト(願い)の一つに、
「無くても良かったもの」から、
「一度使ったら、なくてはならないもの」
と感じれる商品にしたい。と定めました。

そのために工夫した点。
心がけた点。
沢山あります。

単なる紙コップホルダーと言われれば、そうなんですが。。。

でも。

Kottiは、単なる紙コップホルダーとしてお客様にお渡ししたいわけではないのだと常々思っています。

ホットするくつろぎ感。
場の活性化や和やかさ。
忙しい手間の軽減。
スッキリ収納出来て空間が整う感。
紙コップメーカーさんに歓んで頂きたい感謝。
などなど、これらがKottiの性能です。本質です。

だから、木という素材で、このデザインで、この仕上げで、この届け方に今は至っています。

モノが溢れる現代。
売れそうなもの、人気の出そうなものは、すぐに真似されて追いかけっこになる。
気づくと値段競争、仕様スペック競争、検索結果上位にランクング競争・・・。
「唯物主義」の今の時代のパターンです。

どう考えても限界を感じます。
周りに惑わされる不自由感を感じます。

事実、Kottiも市場に出てる以上その渦の中に存在することになりますが、でも巻き込まれずに自律していたいと願って開発改良を加えて今に至っています。



僕が師とする高橋佳子氏は、
これからは、「魂主義の時代」と伝えています。

誰もが持っているのに、
目に見えて、手で触れる事のできないものだけど、確かにある領域。
その心の奥の領域「魂」は、「心」に作用し、その心は目に見える「現実」を形作るのだと。

物事の捉え方の見え方が、ものすごく広がります。

そのモノの持つ本当の青写真(最善の完成形)。
それを引き出すためには、目先の現実だけを見るのではなく、その物の本質を見極める眼差し「見から観」の眼差しが必要不可欠だとも伝えています。
そのためには現実だけを変えようとしてもダメだということ。
その現実が起こるべくして起きてる「心」をしっかり捉えることが必要だと。

・・・確かに。うなずけます。

移住も、商品開発も、工房づくりも、「あ〜!その道があったか・・・」と気付かされる事がありました。
また、失敗してから「あ〜・・・。こんな心持ちだとこうなるよな〜・・・」って凹むことも多々あります。

写真も、単なる工房づくりに見えるかもしれませんが、実は厄介な自分の心と向き合いながら取り組んでいます。

スキー選手時代もそうだったな。。。


2019年9月15日日曜日

昨日、今日と束柱と土台大引の接合作業をしました。

ピーンと反りも曲がりもないクリアーな角材は殆ど無く、どれも少しずつ反りや曲がりやねじれがあります。たとえ材料が真っ直ぐだったとしても、施工中に直射日光に当たると表面の水分が蒸発しその面は収縮するので、結局は補正しながら組み立てていかなければなりません。

この作業で一番気になっていた部分は、大きな外周の角角が直角になっているかどうかということです。
直角定規なんかでは計測しきれるものではありませんので、中学の数学で習った「三平方の定理」ってのを使って確認します。
別名ピタゴラスの定理ともいうようです。
簡単に言うと、対角線を図ります。
数学ってここで生きてくるんだ〜とこの歳になって感謝する次第です。
結果。この大きな造作物ですが、対角線もmm単位でピッタリ図面通り。
すべての角は直角になっていることを確認できたので、めでたしめでたしです。

このあとは、もう少し束柱を補強してから、床板を張っていきます。

2019年9月13日金曜日

今日もくたびれた〜。

西和賀の空気感はすっかり秋。

コオロギの鳴き声と、鳥の声を聞きながら、ひたすら束柱をカット。

束柱の本数138本!

すべて長さが違います。
先日測量した数値を元に138本カットして、それぞれの基礎石のところに置いていく作業も138回。
 更に、束柱の底には基礎パッキンという硬質樹脂をネジ止め。
その回数も138回。

終わった時には、つい駐車場のアスファルトに寝転がって空を見上げて一息。。。

心臓の鼓動が何故か背中に感じるような・・・?
いや、背中に感じるのは大地。地球だ。

地球に「くっついてる感」をダイレクトに感じてました。

あ〜〜〜落ち着く〜。。。

地球の重力のおかげで水平に測量する技術が生まれ、それを活かして造作をすることで写真のように束柱の天端がどこもかしこも水平ラインでピタッと揃います。

地道な単調な作業だけど、この成果を確認すると苦労も喜びに変わります。

次はこの束柱の上に、横に転がしてある大引を接合する作業です。

2019年9月10日火曜日

工房建設は、まだまだ木工事に進めず、基礎の段階です。

ようやく平板を定位置に、且つ水平に敷き並べて、今日はすべての位置の高さを測量しました。

そんな最中、西和賀町だけ一時的に短時間の強い雨。

「雨降って地かたまる」
なんだか清めて頂いてる気分でした。

そして。
気を取り直して測量再開!
全部で138箇所。。。(オエ〜〜)

レーザー測量機などではなくて、超原始的な水管(水の入ったチューブ)を応用した器具で計測しました。

自然の摂理ってすごいと実感します。

遠くはなれた位置でも、水の入ったチューブの両方の水位がちゃんと揃うのですから。
誰が最初に発明したのかは知りませんが、おかげで今日、僕でも精度よく水平な床を作ることができます。

そして、明日からいよいよ木工事。
まずは束柱と土台大引の組み立てです。

近道は無いな〜。
ひとつひとつ。淡々と作業を進めていくしか完成には近づきません。

それが現実。

でも、わかりやすい真実。









2019年9月5日木曜日

昨日、本工房建設用の木材が届きました。
4tトラックに満載でした。

トラックは盛岡から。そして荷降ろしのために7kmも離れたところから国道をフォークリフトで駆けつけて下さった菅喜建材さん。

一人で作る工房ですが。
一人じゃない。

多くの方々の助力を得てるということを心において作っていきたいと思います。

ありがとうございます!

***

ここ最近はリスがしょっちゅう庭木を降りたり登ったりしてます。
ざっと4匹くらいはいると思われます。

なんとも可愛らしい動きをするリス。
見てるだけで癒やされます。

が!!!

いよいよ出始めたカメムシ。。。
こちらは癒やされません。
駆除するにも独特の嫌な匂いを発するので、コツが入ります。

自然の中で暮らすということ。

こういうことです。

2019年9月1日日曜日

今日から9月。
西和賀の朝晩はひんやりしてきました。
見上げると空の気配もすっかり秋。
過ごしやすい良い季節です。

・・・って浸っていたいところですが、焦りまくってる今日このごろ。

ここは早ければ10月末には雪が降る地です。
そして12月には完全に冬景色。
今まで過ごしてきた仙台は冬には雪が殆ど積もりませんが、ここ西和賀は積雪量2mを超える豪雪地帯です。

焦る要因は工房の建設。

なんと、ようやく写真の通り、配置の確定を終えたところで、まだ何も形になっていません。
右側の仮設工房では、どしても手狭で作業効率がよくありません。

そんなわけで本工房を新設する計画があったものの、色々とオーダー家具やKottiの製作に追われて予定より2ヶ月も遅れての工事スタートとなりました。

雪が降るまでの時間と、予算との制約の中で作らなければならず、仙台の工房の造り方で建てることに決めました。

雪と寒さの影響をどれくらい受けるのか・・・。
不安もありますが、喜ばれる作品をここから生み出すために、工房新設作業に最善を尽くしたいと思います。