2017年12月15日金曜日

今日お渡しした作品。
ちょっと分かりにくいのですが、ガラスのコーヒーサーバーと、金属フィルターの間に挟むスペーサーのリングを製作させて頂きました。
依頼主様はモノづくりにも目利きのお客様です。
色々打合せをしながら、「後は工藤さんのデザインにおまかせ♪」って・・・。
これが一番プレッシャーです(苦笑)
機能と形。
使い勝手とリスク。
製作の難易度。
耐久性と経年変化。
そして使い手の気持ち。
それらを思案することを「デザイン」って言うのでしょうかね 。
お客様は本当に満足気な表情でした。
どんなデザインで仕上がってるかな?って想像していたそうです。
その想像通りだったので良かった〜って言って頂きました。
僕も嬉しかったです。

早速、お客様がその場で出来立ての木のリングを挟んで使い心地をチェック。
とても美味しいコーヒーを淹れて頂きました。
ありがとうございました。

2017年12月10日日曜日

仙台では市街地の定禅寺通りで光のページェントが始まり、世間もクリスマスムードが高まって来ましたね。

今年もあと20日ほどで終わりか・・・。

年初に立てた目標もどれだけ達成できたことやら・・・。

そんな事を思いながら、今日は先ずは工房の窓拭きから始まりました。
窓拭きワイパーを使いながら、ハシゴを立てて2Fの外の窓もスッキリです。

窓が綺麗だといい気分です♪

景色を切り取る窓。
炎を見せてくれるストーブの窓。

窓があるおかげで、その向こう側に思いを馳せることが出来ますね。


かつてクロスカントリースキー競技をしていた頃、北極圏に位置するスウェーデンのキルナという町へ遠征した時、キリリと寒さが突き刺さる中、小さな家々には、それぞれ窓飾りが施されて、とても家の中が暖かそうに見えました。
あえて、カーテンを閉めずに、家の中の照明は明るすぎず、窓際にはキャンドルの炎が揺れていました。
中では白髪のおばあさんが夕食の支度でもしている様子が見えて、慎ましくも豊かで暖かそうな生活感を見た記憶があります。

可愛らしい窓のおかげで、そんな素敵な生活感を知ることができました・・・。