2020年6月2日火曜日

6月に入りnokkaは、おかげさまで岩手県西和賀町に移住して1年が経ちました。
昨年の今頃は、引っ越しやらリフォームやら、工房の移転やらで忙しない時期だったのを思い出します。

初めは母屋の車庫と納屋を使って作業をしていました・・・。

それから、仮工房を建てて、9月から今の本工房を建て始めて、雪と格闘しなが1月には本工房でも作業が出来るようになりました。

「田舎暮らしでのんびり家具作り・・・」ってのには程遠く、移住してから休みなしに走ってきた感じもします。

なにしろ、仕事以外にやることが多い環境で、最近は草刈りや畑作業を仕事の合間で行う日々です。

田舎は忙しい!!!

それにしても、西和賀町は毎日のように景色が変わっていきます。
気候も山の中だからでしょうか、近くの北上市や横手市より涼しい分、植物の芽吹きも2,3週間遅く、今頃ようやくマーガレットが咲き始めました。

周りの森もすっかり緑が鮮やかになり、そよぐ風も心地よい季節です。

コンビニもなく、夜8時以降は飲食店なども閉まってしまう西和賀町ですが、意外と不便じゃないってのが、この1年暮らしてみた感想です。

不便じゃないどころか、むしろ渋滞も無いし、ATMで並ぶこともないし、スムーズな感じが快適にすら感じます。

思い煩うのと、実際に生活してみるのとでは、結構違うもんだなと思います。

先月、畑を耕して植えた「じゃがいも」もサクサク芽を出して来ました。
今日は、少し間引いてじゃがいもの育ちを良くするための手を加えました。
近所には、農作物栽培のベテラン先輩が住んでいるので、皆さんから色々と教えて頂きながら栽培している僕は「畑仕事1年生」です。

そんな先輩から、今日は枝豆の苗も頂き、早速畝を立ち上げて苗を植えました。
収穫が楽しみです。

移住して1年が経ち、地域の方々とも家族のように関わらせて頂いていることに感謝の気持ちが込み上げてきます。

2020年4月25日土曜日




今日お届けして来た机です。
地元、西和賀町で診療所を開いている先生の診療室の机です。
左側にはパソコン機材などが入るため、先生と相談をして空間の寸法などを決めて製作させて頂きました。
今まではスチール製の机でしたが、これからは診療室が少し暖かな印象になりました。
製作しながら「患者さんが少しでも癒やされる、そんな机になりますように・・・」「先生も良い診療が出来ますように・・・」と思って手をかけさせて頂きました。
先生からは、思っていたより良い!とのコメントを頂きホッとしました。


***

さて、ニュースです!!!

「くま」

出ました!!!!

自宅の前に広がる山林の斜面に何やら黒いかたまりが見えて、
「あんなのあったっけ???」
って思っていたら、その黒い物体が動くではありませんか!

今は雑木林も葉っぱが無いので山肌がよく見えます。
くまさんが餌でも探していたのでしょうか。。。
そのまま山を超えて行きました。

色々動物が工房の近くにやって来ます。
おそらく、イノシシも来たのか、家の裏の湿地が掘り起こされた形跡が。。。

リスは毎日のように木を登ったり草むらを走ったり。

野良猫もこの前はウロウロ。

夜には「ホーホー」っと、何だろう?って外に出ると、スーッとフクロウが飛んでいくし。

最近は鴨が2羽、仲良く池に来たり飛んで行ったりしてます。


 でも、やはり熊はバッタリ遭遇すると危険なので、敷地の外側の藪を刈り払っている今日このごろです。
エンジン草刈機と、チェーンソーを使い分けての作業。
やはり、チェーンソーはちょっと怖いです。
少しコツも掴んできましたが、侮れない道具です。

ちなみに、僕のチェーンソーはドイツ製のSTIHL(スチール)というメーカーのもので、林業のプロも使う信頼の置けるブランドだそうです。

たしかに、使っていて本体のカッチリ感やエンジンのパワーなど操作性が良いなと感じます。


***


コロナウイルスで全国自宅待機状態。
「ステイ・ホーム」
って言われてますが、僕は基本的にいつも「ステイ・ホーム」状態でしたので、日常生活はそんなに変わっていません。

でも、緊急事態宣言の直後から、Kottiの依頼がピタリと止まってしまいました。
無理もありませんね。
お給料をどう払ったら良いか、工面に頭を悩ませる会社が多い状況になりましたので、しばらくはこの状態が続くかもしれません。。。

でも、コロナウイルスをきっかけに、紙コップに変えたのでKottiを使いたいというお客様もいらっしゃいます。

1ヶ月後、2ヶ月後、・・・。
世の中がどうなっているやら。

どうなっていくとしても、心身は健康でいたいものです。


2020年3月30日月曜日

 昨日は家具のお届けをして来ました。
移住前からお話を頂いていたお客様の依頼で、1年以上もかかってしまったことを申し訳なく思いつつ・・・。

でも、お客様が「お〜!!!良い〜〜」って言って下さり僕は安堵しました。

写真はTV台ですが、中央の下の空間には古い和箪笥が収まる設計です。

お客様のお宅で設置が終えられると、あたかも始めからこうだったかのように和箪笥とTV台がマッチしていました。

こうしてお客様と繋がれることに感謝です。
ありがとうございます!!!

***

西和賀の寝雪もどんどん消えて、樹々の枝も若葉が芽吹くような雰囲気を醸しだしてきました。

今日は、家の窓の雪囲いを外したり、草刈りがし易いように雪で折れた枝を拾ったり、除雪機を洗って納屋にしまったり・・・。仕事以外にそんなことをしようかと企んでいます。

家や建物は、住む人や使う人の雰囲気が現れるとよく言いますが、そうなのかもしれませんね。

僕が師とする高橋佳子氏はこう言っていました。

「人の心が現実を生み出す」
「目の前の現実は心の現れである」
これは否定しようがない真実

と。

つまり、心と現実は切り離せない関係があると。


さて。
自分の住まいは?といえば・・・。

所々、後回しにしている箇所があります。
ずっと気になっているけど・・・
「ま、分かってる。後でやるから・・・」という僕の心がそのまま現れている現実。
なんとかなるさ〜・・・っていう侮りの心です。
中途半端な箇所があちらこちらに目につきます。(汗)

つまり、家の佇まいを観れば、そこに住む方がどんな人か分かっちゃうってこと?

家の佇まい = 僕

・・・なんだか恥ずかしい(苦笑)


防犯カメラを何台もつけてる家も見たことがあります。
「周りのことを信用出来ず、自分に対して何か悪意を持って仕掛けてくる奴がいるに違いない!」
って思ってる人が住んでるんだろうなって思いました。

nokkaは、誰でも気軽に訪ねて来てもらえるような、そしてここに来て少し癒やされて希望を持って帰っていけるような、そんな場にしたいですね。

って、願って工房や土地に手をかけていけば、そんな佇まになって行くのかな・・・。

楽しみながらやりたいと思います。








2020年3月16日月曜日


3日ほど前、朝の6:30

誰か来た!?

近所の方が町内配布の冊子をもって来ました。

この地域は、朝の6時台に家に伺ってもさほど迷惑じゃなく、普通に皆、活動しています(笑)

「今朝はしばれた〜。かた雪だ〜。」って言っていたので、 僕も長靴を履いて家の前の山へ歩いて行ってみました。

上の写真は、かた雪のザラメ状の結晶が朝日を反射してダイヤモンドのように色とりどりの光を放っていました。

草が伸びると夏は藪になっていて入れませんが、この時期はどこでも行けます。
改めて、遠くから工房を眺めてみて、なんだか馴染んできたな〜って感じました。

今年の西和賀町は記録的な雪不足のため、雪解けも早く「ばっけ(フキノトウ)」も次々と出てきています。

でもまだ3月。
やはり時々雪景色にもなりますが・・・。
それでももう雪かきをするほどではなく、積もってもすぐに消える雪です。

工房内では、オーダー家具のTV台が完成し納品待ち状態で、その合間でKottiの製作をし、明日からはデスクの製作にとりかかり、月末はまたKottiの製作の予定です。

さてさて・・・。
西和賀町は静かです。

TVやインターネットの情報をいち早く取り入れるのも良いですけど、大自然の声を聞き取るのも良いものですよ。

マスクが無くなるから買っておいたほうが良い!
トイレットペーパーが無くなるってよ〜!
って。

誰かの情報がコロナウイルスのように広がる。
情報に感染したことも気づかぬように本気に信じてしまう。
本質を見抜く事ができずに・・・。

沢山ストックしてる方がさらに買い占めてたりしてるんじゃないのかな・・・?

大自然は、それぞれ必要な分だけ、栄養を大地や大気や日光から頂いて命の営みを続けているのに。

ね。

人間は心があるもんだから、
人間は思考できるもんだから、
貯める貯める。
不安だから、安心したいから、
余っても貯める。
腐るまで貯める。

それにやっきとなってるうちに、綺麗な季節の移り変わりを見逃してしまっていないかな・・・。


「東北も春が来ますよ!」









2020年2月12日水曜日

記録的な雪不足の西和賀町。
「70年生きてきてこんな冬初めてだ・・・」って地元の方が言ってました。

でも「雪が少なくて楽で良いな〜!」って言ってる方はいなくて、皆さんどことなく物足りなさを感じてるようにも見えます。

結局、この地に住む方は何だかんだ言って雪が好きなんでしょうかね・・・。

工房はご覧のとおり、窓が入り、薪ストーブが設置されどうにかこうにか作業できるように整って来ました。

今までの仮工房の時には、窓がなくて作業をしていても憂鬱な気分になることがありましたが、ようやく作業の合間にふと外へ視線を送れるようになり、気分的に作業がはかどるような気がしています。

薪ストーブは今のところ小さなタイプが1台設置されてるだけなので、暖房能力が十分ではなく外気温プラス5℃位しか温まりません。
それでも、風が入ってこないだけでだいぶ暖かな感じもします。

出来てしまえば当たり前に見えますが、工房を作り始めた更地の状態の時から今に至るまで、相当手間と体力と知恵を使ったな〜って深いため息がでます。
これからはこの工房から作品が生み出されて全国のお客様へお届けするようになります。
「いい作品が生み出されますように・・・」
そんな願いを中心に置いて手がけたnokkaの工房。
この先どうぞよろしくお願いいたします。

2020年1月10日金曜日

2020年
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

新年がスタートし、はや10日。
今年のお正月は自宅で静かに過ごしました。

TVも殆ど見なかったな・・・。

っていうか、元旦は休みましたがずっとKottiの製作をしていました。
でも、苦しみながらではなく、なるべく喜びながら作るように心を整えて向かえていたと思います。

しかし、現在ご注文数に製作が追いついていなくて2ヶ月ほどお待ち頂いてますこと、本当に申し訳ございません。。。(殆ど休んで無いんですが、どうしても作業時間がかかるKottiでございます)
順番に製作して出荷しておりますので、どうか楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。

さて、西和賀はと言いますと。
雪不足です!!!
特別豪雪地帯の町が雪不足って言うのも妙な感じがしますが、それくらい雪が少ないようです。

地域の皆が「こんな1月見たこと無い!」って言います。
雪かきをしなくて良いのは助かりますが、地球環境の観点からすると異常なのかもしれません。

移住してきて初めて迎える冬ですが、どうかな。。。?
これからドカドカ降るんだろうか。。。?
不安な気持ちもありますが、でも雪かきは僕は嫌いじゃないんです(笑)

仕事も雪かきも頑張ります!!!





2019年12月31日火曜日

 2019年も今日が最終日。
今年は大きな一年でした。
いや、今年も・・・か。

人生において移住という経験はそんなにないこと。
生活の拠点を奥羽山脈の懐深い地へ移した一年。
6月に移住し、半年しか過ぎていませんが生活は大きく変わりました。


移住したことの「意味」
それはまた追ってブログで書き綴りたいと思います。

雪に悩まされた工房づくりは、木の器をつくる作家「藤原準さん」と地域おこし協力隊の「金子さん」にお忙しい中お手伝い頂き、屋根を無事かけ終わり先日工房内には主照明もつけて、いよいよ機械などの移設をして本工房で作業が出来そうな段階になってきました。

窓やドアなどはまだまだこれからですが、今までの狭い仮工房から広い本工房へ移動して、作業効率も上がることを期待しながら本年を締めくくりたいと思います。

今年一年も本当に数多くの方々の助力や励ましを頂きました。
こうして頂いた恩恵を来年は作品作りに還元して、多くの方に歓んで頂ける仕事をしたいと思います。

2019年。ありがとうございました!
そして
2020年。一段と頑張りたいと思います!