2019年3月4日月曜日

「作業中はドアを強くノックして下さい。」
電動工具を使う際、機械の音がとてもうるさく、長時間の作業になるとかなりのストレスになります。
作業中はご覧の通り、イヤーマフ(耳あて)を装着してることが多いです。
ところが、たまにいらっしゃる来客に気づかない事もしばしば・・・。
どうぞ、工房へお立ち寄りの際には遠慮無くドアを強くノックして下さいませ。

さてさて、久しぶりのブログ更新になりましたが、本当にここ最近は休み無しです。
ウッドデッキの製作と、オーダー家具の製作と、Kottiの製作と、家に帰れば図面と見積書の製作と。。。
そして、期限が間近な確定申告と・・・。

「は〜〜〜」って一息つきながら工房の薪ストーブの炎を眺めてしばし意識を休ませています。

そんな僕はスマホを使っていないので、休憩時に小さな画面と向き合うことはありません。
良いんだか悪いんだか、フェースブックも、ツイッターも、ラインもやっていなくて、ガラケーで電話かショートメールを使う程度です。
家ではこのブログとかをMacを使って書いてますけど、なるべく外から入ってくる情報が少ない生活の僕です。

今日は冷たい雨が降っていた仙台。
工房の横の梅の木には、雨に濡れながらも小さな花がチラホラ咲いていました。


2019年1月31日木曜日

すっかりブログがご無沙汰になってしまいました。すみません・・・。

何も活動をしていなかったわけではなくて、どちらかと言えば休み無しな感じの今日このごろです。

写真はKottiの製作風景。

この写真を見るだけでは「コレがKotti?」って思われるかもしれませんね。

Kottiは実は、4つのパーツを接着して出来上がっています。
台座の円形のパーツ。取手。取手上部のキャッチ部分。そして、取手と台座をつなぐプレート。

よくお客様からは「一体になっているので一つの木を削りだしてできてるかと思った・・・」と言われます。

確かにそれが出来れば良いのですが、色々試行錯誤をして開発した結果、木製でありながら精度も求められるので結果的に今の作りになっています。

写真は、取手に、キャッチ部分と、ジョイントプレートを接着し終えたところです。
それが上下逆になっています。
この後、余分な部分を切り落として取手の形へと仕上がっていきます。

結構手間がかかるKottiです。

只今10日ほど出荷までお時間を頂いておりますが、丁寧に仕上げてお届けさせて頂きますので、ご注文後は楽しみにしながら少々お待ち頂ければ幸いです。

そして、お客様から頂くご感想にいつも励まされております。
本当にありがとうございます。


2018年10月19日金曜日

ここ最近、一日が過ぎるのが早い・・・って感じています。
日照時間も短くなって来たというのもありますが、なんだか慌ただしい感じの工房です。

昨日はブラックウォルナットで作ったTV台が完成して「あ〜ようやく出来た・・・」と完成作を見ながら作業を振り返っていましたが、今日はまた気持ちを切り替えてコタツ座卓の製作にとりかかりました。

写真はその材料「ホワイトオーク」です。
写真では大きさが分かりにくいかもしれませんが、写真の材料はまだ仕入れたばかりの原板の状態で、板厚約5cm、幅約25cm、長さ約1.9mです。
この材料は主に天板になる部分ですが、ここから板幅を15cmに割いて、厚さを4cmに削って、その6枚を接ぎ合せて(接着)、天板を作ります。

結構重いオーク材。
しかも、硬い。

今日はひたすら製材作業で工房内はオークの香りが立ち込めていました。

ウイスキーの樽にも使用されるホワイトオーク。
どことなくウイスキーの香りのルーツ(起源)感じさせてくれます。

そして、オーダー家具を作りながら、Kottiの製作も平行しています。

Kottiは在庫切れでお待たせしてしまいますが、オーダー家具同様、丁寧に仕上げてお届けしたいと思っております。

頑張ります♪


2018年9月28日金曜日

今日は秋晴れの仙台。
そんな中、万年筆の専門店をオープンされる お客様からのご依頼の店舗什器をお届けしてまいりました。

先ずは机。
こちらは、お客様と向き合って試し書きをしていただいたり、商品の説明をしたりするための机です。

そして、ガラスのショーケースは、商品をディスプレーする為の棚です。
このショーケースは、パーツが沢山でした。

強化ガラスの天板と前板。
そして、LED照明。
さらに、背板には鏡の引戸(商品を取り出せるように)
そして、背面には在庫をストックする引出しが6杯で、最上段2杯は鍵付きです。
このサイズで、この機能を果たしている市販品が無かったのでオーダーで製作することになりました。。。
 お届けの際には、ご依頼主の代表にも手伝って頂きまして、無事収まりました。

「子供の頃にすごいおもちゃを買ってもらった時みたいな感じがする♪」と代表。

その嬉しそうな表情が、こちらも嬉しかったです。

オープンは10月20日予定。
仙台市青葉区二日町26−10 2Fです。
お店の名前は「kotsubu-stationery コツブステーショナリー」です。
万年筆の販売と修理、ご相談が出来る専門店です。
でもリラックスして相談できる優しいお店です。

お客様と良い出会いが沢山ありますように・・・。

2018年9月23日日曜日

今日お渡しさせて頂いた椅子です。
4歳の女の子用です。
「孫は自力で立って歩いたり出来ないけど、せめて椅子の上で一日を穏やかに過ごして欲しい・・・」 という優しいお祖母ちゃんからの依頼でした。

そして上の写真は、実は打合せでこんな椅子にしましょうと注文を頂いた完成品(図面通り)です。

しかし、1週間前に椅子を受け取りに来た際に、その女の子が座ると、だんだん頭がずれ落ちてきて椅子から転落する恐れがありました。

僕の詠みが甘かった・・・・(汗)

そこで、急遽改良させて頂いての今日です。
下の写真がお渡しした最終完成形。

サイドにパットを追加し、ヘッドレストの枕も可動式にしてセットできるように仕上がりました。

全ての答えは、今日再び工房に椅子を受け取りに来て座ってくれた女の子の笑顔です。

言葉は発することが出来ませんが、とにかく嬉しそうに笑ってくれました。

僕は、一発で仕上げられなかった未熟さと、手直しを待ってくれた事に対する申し訳無さと、完成形を導くようにメッセージを送ってくれていたことに対する不思議さと、色んな思いが込み上げてきて涙が出そうな嬉しさでした。

つくり手のエゴと、実際に使うお客様の納得度は、ズレている場合が多いと思います。
僕が作って満足する家具ならオーダー家具ではなく、自己満足家具です。
しかし、本当にお客様のご要望に応えることは、本当に難しいと思います。
デザイン設計力も、提案力も、製作の技術力も、全て求められます。

まだまだ、まだまだ未熟です。

そんな僕に委ねて下さったこと。
本当にありがとうございます。



 そんな今日の仙台は、ご覧のような秋晴れ。
大家さんの田んぼも稲刈りが始まりました。
異常気象が続いた夏ですが、どうやら無事にお米になりましたね・・・。

そして、今工房では、万年筆専門店のオープンに向けた什器づくりの真っ最中です。
写真はショーケースの下に設けた収納用引出し6杯。
本体は組み上がって塗装を繰り返しています。
まもなく完成の予定です。

そして、この後は、ウォルナットで作る「TV台」。1歳の女の子の誕生日プレゼントの「木の積み木」。喫茶店の「ショップカードスタンド」。そしてオークで作る「コタツ座卓」。。。。と続きます。

それと平行してKottiの製作もです。

木のチカラをかりながら頑張りたいと思います。



2018年9月12日水曜日

工房の周りのコスモス。
今年も咲き始めました。
去年の秋にこぼれた種がちゃんと時を待って芽を出して、またこうして咲いています。



大家さんの田んぼも今年は順調そうです。
ご覧の通り、稲穂が頭を垂れています。

コスモスも、稲穂も、なんだかこの自然の姿というか、姿勢というか、しなやかで、優しくて、ホッとします。


2018年8月23日木曜日

僕の故郷、青森県弘前市。
りんごと桜と岩木山。
雪とねぷた祭りと津軽三味線。
誇れるモノが多い故郷です。

その弘前市に瑞楽園という庭園があります。
大石武学流という雪国ならではの庭園様式を見ることが出来る観光スポットです。
http://zuirakuen.com/
僕の実家の庭もこの武学流を取り入れて祖父が楽しみながら庭いじりをしていました。
座敷から見てると、なんだか馴染みのある感じがするわけです。
・・・と言っても実家はこんなに見事ではありません。

また、こちらの座敷は、映画「奇跡のりんご」でも結婚式のシーンで撮影場所として使われました。
宴会の最中に停電して真っ暗になるのですが、その時に阿部サダオ演じる新郎:主人公の木村さんが、すぐにお仏壇のろうそくを持ってきて「光れば一緒でしょう・・・」って言って場を温かくなごませるとても素敵なシーンです。

その瑞楽園でKottiを使って頂いています。
観光客の方々にも好評との事で嬉しい限りです。


座敷から座って眺めるこの庭園。
スーッと心が落ち着きます。