2018年9月12日水曜日

工房の周りのコスモス。
今年も咲き始めました。
去年の秋にこぼれた種がちゃんと時を待って芽を出して、またこうして咲いています。



大家さんの田んぼも今年は順調そうです。
ご覧の通り、稲穂が頭を垂れています。

コスモスも、稲穂も、なんだかこの自然の姿というか、姿勢というか、しなやかで、優しくて、ホッとします。


2018年8月23日木曜日

僕の故郷、青森県弘前市。
りんごと桜と岩木山。
雪とねぷた祭りと津軽三味線。
誇れるモノが多い故郷です。

その弘前市に瑞楽園という庭園があります。
大石武学流という雪国ならではの庭園様式を見ることが出来る観光スポットです。
http://zuirakuen.com/
僕の実家の庭もこの武学流を取り入れて祖父が楽しみながら庭いじりをしていました。
座敷から見てると、なんだか馴染みのある感じがするわけです。
・・・と言っても実家はこんなに見事ではありません。

また、こちらの座敷は、映画「奇跡のりんご」でも結婚式のシーンで撮影場所として使われました。
宴会の最中に停電して真っ暗になるのですが、その時に阿部サダオ演じる新郎:主人公の木村さんが、すぐにお仏壇のろうそくを持ってきて「光れば一緒でしょう・・・」って言って場を温かくなごませるとても素敵なシーンです。

その瑞楽園でKottiを使って頂いています。
観光客の方々にも好評との事で嬉しい限りです。


座敷から座って眺めるこの庭園。
スーッと心が落ち着きます。

2018年7月24日火曜日

毎日暑い日が続いている今日このごろ。
ホント・・・。勘弁して欲しいと思いながらのウッドデッキ作業でしたが、とても充実して製作させて頂きました。

依頼主は、前職時代の僕のお客様です。
お客様のこの住宅をご新築する時に、注文住宅営業マンとしてご縁を頂いたお客様でした。

それから12年位経って今こうして自分の仕事が変わっても、お付き合いをさせて頂けていることに感謝です。

ご新築の時に作ったウッドデッキは腐食が進んで危険な状態だったので、今回は超高耐久の天然木「ウリン」で製作させて頂きました。

前のブログにも書きましたが、とにかく重い!!!
総重量約4トン。
その材料は工房に保管しながら、使う分を毎回僕のトラックに積んで運び込んで制作していきました。
しかも、この酷暑の熱気と日差しの中・・・。

たった一人ぼっちで。

毎日シャツは汗がこれ以上吸えないくらいドボドボ。。。
もう、わらうしか無かったですね。

それでも、ひたすら作業を進めてようやく昨日完成しました。
お客様も満足気な様子です。

作りながら、とにかくお客様が喜んで下さって、毎日の活力や癒やしになりますようにと願っていました。

現場を去る時に、お客様が「ありがとう!」と右手を差し出して握手をされた時は僕自身も嬉しかったな・・・。

毎日使うウッドデッキです。
お客様の人生に関わるような作品。
そんなお仕事をさせて頂いたことに「ありがとうございます」
です。



そして、天気が悪い日に、ウッドデッキと平行して製作していたのがこちらのダイニングテーブルです。

天気が悪いと言っても、工房の中も相当暑いわけで、結局汗だくの作業だったんですが、お客様がホッとできるような、そんなテーブルになれば良いな〜と思って作らせて頂きました。

そして、今日の夕方お届けして際には「わ〜♪」っと喜んで頂きました。

結局、僕の仕事は、自分の体力と生きてる時間を使って、木を加工して何かを作る仕事です。

しかしそれは、屋外のデッキでも、屋内のテーブルでも僕の手元には残りません。

ここが人間の妙。
そして仕事の妙。

自分の為に趣味で自分の作品を作るのではなく、自分のエネルギーを使って出来上がったものをお客様へ引き渡すと言う事。

人生を終える時にはあの世には何もモノを持って行けないということ。

なんか似てる・・・?


ウッドデッキのお客様に問われました。
「現場を去る時に、作品を手放したくないって思わないんですか?」と。

僕は
「確かに思い入れはあるので、寂しい感じがしますよ。。。でも・・・」と答えました。

ありがとうって握手を求められた時、
作品は僕の手を離れましたが、
僕には仕事を通じて「生きた」という実感が残っています。

こちらこそ。
こうしてお客様に生かされています。
ありがとうございました。


***

さてさて、ここからしばらくはまたKottiづくりに励みます!!!






2018年6月23日土曜日

今現在、製作させてい頂いてるウッドデッキです。

使用している木材は「ウリン」という名前の木です。
別名「アイアンウッド」
天然木にもかかわらず、30年くらいは腐らずに使える高耐候性の木材です。
しかも、防腐剤などの塗装も要りません。

木材の比重は1を超えます。
家具に使われる木材の比重は0.5前後位でしょうか・・・。
つまり家具用に乾燥された木材は水に浮きます。
しかし、このデッキ材は水に沈むとか・・・。
試したことはありませんが、とにかく重い木です。

仕入れた材料の総重量は4トン位です。
それを少しずつ工房からトラックで運んで、加工して組み立てて、その繰り返しでようやく骨組みが出来てきました。

また、今回のデッキはとにかく大きいです。
しかも、カタチも家に合わせているので複雑で、段差もあり、さらに歩道側の地面は傾斜していて、ご覧の通り法面や高低差もかなりあります。
手前の一番長い柱は3.6mほどです。

これを、一人ぼっちでやってます。

ピシっと作るためには、知恵とパワーが必要です。

体は毎日渋い感じの疲労感もありますが、それでも充実してます。


お客様は、毎日お仕事から帰ってきては出来上あり具合をチェックして楽しみにしている様子です。
つくり手としても、嬉しい限りです。

楽しみな床貼りはもうそろそです。




2018年6月21日木曜日

久しぶりのブログになってしまいましたが・・・変わらず木材を切ったり削ったり磨いたりしています。

今日は夏至。

北極圏では白夜です。

スキー選手でフィンランドへ夏合宿に行っていた20代の頃、この時期は夜も夕方のように明るくて、夜の10時まで芝生でサッカーをやっていたことを思い出します。
部屋は遮光カーテンを閉めなければ、夜の感じがしませんでした。

仙台でも、今日は夕方7時頃で写真のような夕焼け空です。

さて今現在は、天気の良い日はお客様宅でウッドデッキの製作をさせて頂いてます。
そして、夕方工房に戻ってきてからKottiの製作。
そして、天気の悪い日は工房で家具の製作とKottiの製作。

ブログにアップする写真を撮るのを疎かにすると、このように久しぶりのブログになってしまうんですね(苦笑)。
すみません・・・。

今日は暑かったな〜。
一気に日焼けしました。
昨日までのジトジトした雨が日差しで蒸れて、空からは太陽に照らされて、おまけに今作ってるデッキ材がすこぶる重くて、超ハードワークでした。
でもヘトヘトになってることが意外と充実感あったりしますけどね。

だいぶ北寄りに沈んだ太陽と、今日の蒸し暑さの名残を感じさせる濃い雲。
この季節ならではの自然のエネルギーを体中で感じてる今日このごろです。



2018年4月26日木曜日

今日は、宮城県遠田郡美里町で介護事業を経営されてる方と、ノルディックウォーキングのインストラクターをされてる方がご一緒に工房へお越しくださいました。

お二人ともKottiのユーザー様ですが、介護事業をされてる方とは、今日初めてお会いしました。
その方が、どうしてもKottiを作ってる僕にお会いしたいと・・・♡
そして、実際にお使い頂いてる感想を沢山聞かせていただきました。
とてもとても励みになる感想でした。
まさに自分が開発して作ったかのように、Kottiを他の方へ紹介しているそうで、そのことが嬉しかったです。

Kottiは一つ一つ手仕上げです。
約50の工程を経て出来上がっています。
僕一人で一日に作り出せる数は20個程度。
なので時々、在庫不足にもなります。

お客様へお待ち頂くこともあり申し訳なく思いますが、でも今日のようなユーザー様のご感想を励みに製作しています。

実際、今日現在はチェリーの在庫がゼロ・・・。(汗)

ブログ書いてないで作業しなきゃ。。。とも焦るわけですが、このブログも僕のちょっとした息抜きとしてお許し下さいませ〜♪

さて、工房の周りの田んぼには水が入り始めました。
こうなると、一気にカエルが鳴き始めます。
nokkaのこの季節の「音」です。

では、今年最初のカエルの鳴き声に聞き耳を立てながら、今日もこの後またKottiづくりに励みます。

2018年4月14日土曜日

「木の靴べら」のご依頼を頂きまして、なかなかデザインが定まらず悩んでいました・・・。

たかが靴べら、されどnokkaの靴べら。

お客様からはデザインの制約は無く、おまかせで作ることになったわけですが、制約がない場合のデザインは100%自分のセンスによる作品になるので、自由な分、言い訳が出来ない仕事になります。
なのでそんな時は、ネットでの画像検索もしません。

だからと言って、靴べらに何万円もデザイン開発費をかけるのも現実的ではないので「思いつき一発勝負で」って企みも浮かびます。

でも、その一攫千金的な思考は、逆に手が動かず作業が進まないものです。

やっぱり、近道はないな〜・・・と悟って、試作を作り始めました。
デザインが定まるまで4本の靴べらを柔らかいパイン材で作って、使い勝手や握り心地を確認して、「OK!」となってようやく出来たのが今回の靴べらです。

寝ながらも頭に浮かんでくる始末。
枕に顔を埋めて、もやもやしながら浮かんだのがこのツイスト。(長い方)
デザインに「ひとひねり」。
まさにひねった造形です(苦笑)
どうやって作ったかは想像におまかせしますが、ねじり曲げていないことは事実。
nokkaの定番品にも加えたいなと考えています。

さて、
先ほど、ご依頼主のお客様へお届けして来ました。
喜んで頂いたようでホットします。。。
ありがとうございました。