2014年8月31日日曜日

工房A棟の北側の増設工事開始!
開業した時には広々していた工房も、次第に木材や機械が増えて状況が変わってきました。今回は木材保管場所、集塵スペース、トイレの設置のために増設します。今までの屋根部分を活かして作ります。先ずは基礎部分が終了。

2014年8月18日月曜日

本日、お届けさせて頂きましたシェルフです。
2階がこの一部屋だけの間取りで依頼主様の書斎兼・応接室です。1階では他にもスタッフさんがお仕事をしていて、一件屋丸ごと事務所になっています。とても佇まいのいい感じの事務所です。奥側の書斎スペースと手前の応接スペースを間仕切るように書棚が欲しいというリクエストでした。最上段は背板を入れずに両側から使えるようにし、依頼主様の趣味の焼き物(器)を飾ったりしたいとの事でした。「当然だけど右側のカラーボクスと全然違うね・・・」と依頼主様。たしかにそうですね。使い方はさほど変わらなくても雰囲気は全くの別物です。「これから長く毎日気分よく使えるから良かった」というお言葉で作った時の苦労も吹っ飛びました。
振り返ってみると作る前のホワイトオークの原板はこういう状態だったんだな〜と。それに道具を使って手を加えてこのシェルフになった。今回はブログで製作プロセスを綴ってきましたが、その結果これがnokkaの仕事なんだと改めて再認識できました。

2014年8月11日月曜日

 サンディングの後は、ほこりなどがかぶらないように工房A棟からB棟へ部材を移動して作業をしています。
上の写真は塗装された後です。写真では分かりにくいかもしれませんが、オイルを塗って木目のコントラストがはっきりと現れてきた状態です。
そして下の写真は組立の段階です。今回の依頼は2階へこのシェルフを搬入する際、階段の通過が困難なので、全て現地で組み立てれるように製作しています。

2014年8月10日日曜日

作業も終盤。(サンディング)表面を磨いていきます。
大きな面はベルトサンダーという機械を使って荒削りから仕上研磨まで行いますが、細かな部分は手作業になります。いずれにしても、この作業が結構体力勝負で、トレーニングジムで鍛えるような地味〜な根気のいる作業です。それでも、仕上のサンディングが終わるとご覧の通り、塗装する前なのに光沢が出てきます。

2014年8月8日金曜日

背板をはめ込む溝加工や棚板を受けるダボの穴加工をして、少しずつ組み立ての為の段取りをして行きます。例えばこの穴あけ一つ間違っただけで、今までの接ぎ合わせの作業が台無しになってしまうので、いつも慎重に再度計算してから行います。

2014年8月4日月曜日

毎日暑い日が続いて少しバテ気味な今日この頃。
特に湿度が高く、風が無い時はホント苦手です。
それでも、このストーブ越しの風景は季節ごとに楽しませてくれます。
作業の写真は、はぎ合わせた板の端をカットした状況です。組み立てられると隠れますが、はぎ合わせた時に挟んだ実(サネ)が板をしっかりつないでいます。天板や地板は木口が見えるので。サネは手前までにして見えないように仕上げています。
カット前
カット後



2014年8月3日日曜日

先日製作させて頂いたコルクボードです。
ブラックウォルナットのフレームでクラシックな感じです。
A4の用紙を横に3枚並べれるようにというリクエストでした。もちろん、縦吊りも出来るように裏には吊り金物を付けてあります。 サイズ約 幅80cm 高さ50cm

2014年8月1日金曜日




製作中のシェルフの写真。上がホワイトオークの原板を手押しカンナ(機械)を使って凹凸を平に製材している所。始めは荒々しい原板も一皮剥くと奇麗な木目が出てきます。工房にはホワイトオークの香りも漂っています。
そして、寸法通りの厚さ、幅、長さに加工し、天板などの板を作る為に、はぎ合わせます。その際、「やといざね平はぎ」という方法で、両方の木端面に溝を切り、木材を挟んで接着剤でくっつけます。この時に活躍してくれるのが「ポニークランプ」というクランプです。ものすごい力で板を平にはぎ合わせてくれます。
今回製作しているシェルフの全ての板面はこのプロセスで作っています。