2017年4月2日日曜日

nokka商品のご愛用者様からのお写真です。
実は、りんご入れの箱ではなくて、プランターなんです♪
タモの苗木を育てているのですが、鉢が小さくて窮屈そうとのこと。
そこで、プランターを作ることに。
作るにあたって、苗木の気持ちになってみまして(笑)、「まだ1歳か2歳の木なのに、大自然の土ではなくプラスティックのプランターに入ってたんだもんな〜。どんな気持ちだったろうかね〜。寂しいかな〜。親の木が近くにいないんだよな〜。じゃ・・・せめて、プランターは同じ木材のタモで作ろうか・・・」
ってな思いで、タモ材で作らせて頂きました。

これでしばらくは、根っこも伸び伸び出来るでしょう・・・。
でも、いつかは大自然の大地に移ることになるのかな?
強く大きく育って、いつか次の次の世代の家具作りびとさんの手によって、また活かされる時が来るのかな?
その頃、僕はすっかりこの世にはいないくらい先の事ですが、今回作らせて頂いたタモ材も、元々はおそらく樹齢100年前後の木材です。
100年生きた木が、100年後の木のために・・・

その架け橋となった自分の手。
温かくて優しい心はこの手に満ちていただろうか・・・?
ただ形を作るだけの傲慢な自分になっていたかもな〜。(恥:反省・・・)
明日から、また心を「お客様にも」、「木にも」、寄り添わせてやって行きたいものです。
そんな事を振り返らせてくれた今日の作品でした。

元気に大きく育ってね。タモさん。

(笑)でも・・・なんだか、りんごも居心地良さそう♡


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