2017年2月26日日曜日

最近は日差しや空気感が少しずつ春を感じさせてくれる仙台です。
写真は、工房のすぐ横にある梅。
チラホラ咲き始めました。
今年もちゃんとこの時期に咲くんですよね〜。タイマーもカレンダーもないのに、自然に生息する植物はどうしてこんなにも季節通りに咲いたり、実を実らせたり出来るんでしょうか・・・?
不思議ですね・・・。
でも、昨年と全く同じか?といえば、そうではなく、ちゃんと一年ごとに樹木は年輪を重ねて幹を太くしていきます。
そして、いつかは樹木だってその生命を終えて大地に帰る時が来る。
それまでの間、こうして季節ごとの彩りを現して生きているんだな〜なんて思いました。

さて人間はどうでしょう・・・?
時には花を咲かせるような喜びや希望を抱いたり、グングン成長する夏のような時期があったり、努力した成果が実る時があったり、何もなくじっと時を待つ冬のようなときもあったり。。。
こうして人生という年輪を重ねて生きています。
そして、人間は、人との関わりの中で生きているので、時には誰かを励ましたり、笑わせたらり、喜ばせたり、逆に傷つけたり、悲しませたり、怒らせたりします。
当然、それを受けることも同じくあります。
「心」っていう摩訶不思議なエネルギーを持ち合わせてる人間。
「快・苦」に敏感になりながら、勢いづいたり、衰退したり。そのエネルギーはなんとも厄介で、なかなか自分で自由自在にコントロールが出来ないものですよね〜。
植物のように、地球の波長・リズムに合わせて「丁度いい」具合に我々人間も生きれるものでしょうか・・・?

今日、春を感じさせてもらったこの花のように、慎ましく、いさぎよく、留めようともせず、投げやりにもならず、自然の流れに波長を合わせて、自分の人生の時間を生きれたら、その姿はこの梅の花のように、誰かの心に希望や喜びを届けることが出来るんでしょうね〜。

僕はどれくらい出来てますか・・・?
いつも僕を観ている梅の木さん♪


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。