2018年4月26日木曜日

今日は、宮城県遠田郡美里町で介護事業を経営されてる方と、ノルディックウォーキングのインストラクターをされてる方がご一緒に工房へお越しくださいました。

お二人ともKottiのユーザー様ですが、介護事業をされてる方とは、今日初めてお会いしました。
その方が、どうしてもKottiを作ってる僕にお会いしたいと・・・♡
そして、実際にお使い頂いてる感想を沢山聞かせていただきました。
とてもとても励みになる感想でした。
まさに自分が開発して作ったかのように、Kottiを他の方へ紹介しているそうで、そのことが嬉しかったです。

Kottiは一つ一つ手仕上げです。
約50の工程を経て出来上がっています。
僕一人で一日に作り出せる数は20個程度。
なので時々、在庫不足にもなります。

お客様へお待ち頂くこともあり申し訳なく思いますが、でも今日のようなユーザー様のご感想を励みに製作しています。

実際、今日現在はチェリーの在庫がゼロ・・・。(汗)

ブログ書いてないで作業しなきゃ。。。とも焦るわけですが、このブログも僕のちょっとした息抜きとしてお許し下さいませ〜♪

さて、工房の周りの田んぼには水が入り始めました。
こうなると、一気にカエルが鳴き始めます。
nokkaのこの季節の「音」です。

では、今年最初のカエルの鳴き声に聞き耳を立てながら、今日もこの後またKottiづくりに励みます。

2018年4月14日土曜日

「木の靴べら」のご依頼を頂きまして、なかなかデザインが定まらず悩んでいました・・・。

たかが靴べら、されどnokkaの靴べら。

お客様からはデザインの制約は無く、おまかせで作ることになったわけですが、制約がない場合のデザインは100%自分のセンスによる作品になるので、自由な分、言い訳が出来ない仕事になります。
なのでそんな時は、ネットでの画像検索もしません。

だからと言って、靴べらに何万円もデザイン開発費をかけるのも現実的ではないので「思いつき一発勝負で」って企みも浮かびます。

でも、その一攫千金的な思考は、逆に手が動かず作業が進まないものです。

やっぱり、近道はないな〜・・・と悟って、試作を作り始めました。
デザインが定まるまで4本の靴べらを柔らかいパイン材で作って、使い勝手や握り心地を確認して、「OK!」となってようやく出来たのが今回の靴べらです。

寝ながらも頭に浮かんでくる始末。
枕に顔を埋めて、もやもやしながら浮かんだのがこのツイスト。(長い方)
デザインに「ひとひねり」。
まさにひねった造形です(苦笑)
どうやって作ったかは想像におまかせしますが、ねじり曲げていないことは事実。
nokkaの定番品にも加えたいなと考えています。

さて、
先ほど、ご依頼主のお客様へお届けして来ました。
喜んで頂いたようでホットします。。。
ありがとうございました。