ご新築のお客様ですが、側面がモルタル仕上のキッチンだそうです。。。
モダンなデザインのキッチンなので、そのキッチンに横付けして配置するテーブルとベンチもシンプルにしたいというリクエストからカタチになった作品です。
そんなテーブルを製作しているなんて関係ない。
と言わんばかりに「イノシシ」来場!
目の前の庭先にやってきました。
熊じゃないだけまだビビりませんでしたが、いろいろやってくるnokkaの工房近辺です。
夜には目の前でフクロウが鳴いてるし・・・。
リスはちょくちょく走り回ってるし・・・。
ホタルもたくさんピカピカ光ってます。
自然の中に住まわせてもらってるわけで、当然といえば当然なのかもしれませんが、都市部では見ることが出来ない色々な光景を見させて頂いてます。

そして、こちらは見ての通り「じゃがいも」!!!
品種はキタアカリ。
春に種芋を植えて畑作業1年生の僕は、まるで素人の育て方です。
時々アドバイスして下さる地域の先輩方も、あまりにも育て方が悪い僕の畑を見て哀れそうな顔をします。
ついに先日は
「今年は・・・ま。・・・・あきらめて。来年、一から教えてあげるから。。。」
と言われてしまいました。
見放された〜〜〜。
ショック〜〜〜。
たしかに、ナスもキュウリもピーマンも枝豆も背丈が低すぎる。
しゃがまないと収穫できない状態。
あ〜・・・
じゃがいもも葉っぱが枯れてしまってるし、きっとダメなんだ・・・。
って思ってました。
しかし!
しかし!
しかし!
ある!
芋っ。
あるっ!
枯れた茎を抜いて土に手を入れると「ゴロゴロ」っと。
サイズはまちまちですが、収穫できました〜♫
今年の秋冬は食べれるくらいの量はあるんじゃないかな。
キロ数はよくわからないけど、ざっと30kg以上はあると思います。。。
写真のかごで7,8杯くらいですから♫
早速、じゃがバターで食べましたら
「うまい!」
そしてポテトサラダ。
「最高!」
これから有りがたく頂きます。
***
収穫して思ったこと。
土の中では、種芋はすっかり朽ち果ててベチャベチャになり原型をとどめていません。
土の上では、茎が干からびて折れ曲がって葉っぱも虫に食われてボロボロ。
でもしっかりと新しいジャガイモが栄養を受けて育っている。
人の営みもこういうことなのかな?
子のために。
親は、働き、自らを捧げ尽くし、手間をかけて子を育て、気づけば年老いて、でも自分はボロボロでも次の世代に希望を託して我が命を燃やし尽くす。
芋掘りをしながら改めて実感できたことです。
今の自分があるということ。
きっとじゃがいものように、僕も育てられてきたんだ。
・・・にもかかわらず。
クタクタになりつつある親に対して、未だにどこか甘えてるところもあるかもしれないな・・・。
そして、そんな46歳の僕は、我が子に全てを捧げ尽くせているだろうか・・・?
正直。
自分が大事だったりする時がある。
自分勝手なところが確かにある。
情けないけど・・・ある。
比して
自然の営みって愛情そのものだね。
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