2017年4月14日金曜日

今日の仙台はポカポカ春の陽気でした。
桜もあちらこちらで咲き始めてきました。

写真は工房A棟からの風景です。
今日は朝からず〜っと工房でKottiの製作を一人黙々と。。。

一人って気楽なときもあるけど、寂しい時もありますね。
今日の僕の気分はどっちだったかな?

今日はこの仕事があることに感謝しながら木に触れさせて頂きました。どちらかと言えば孤独感を感じていたからこそ思えたのかもしれません。一人でもこうしてやるべき仕事があるってことの有り難さ。

こうして作業をしていると、色々なことを思ったりもします。
単純な作業なので思いを馳せる時間が出来るとでもいいましょうか・・・。
(もちろん、作業には集中しながらですよ)

それにしても、今日は身体も堪えました・・・。
殆ど休憩も取らずに集中していたので、手先がヒリヒリして張ってる感じがします。

一日を終えて、今日も朝から晩までじっくり作業をしてたな〜って自分を振り返る春の夜〜。

花を見ながらお酒でも飲みたいな〜。


2017年4月11日火曜日

 仙台市泉区野村に工房を構えてから10年経ちましたが、すぐ近くにある神社へは行ったことがありませんでした。
そこで、今日は春の日差しを受けながら昼休み時に散歩しながらその神社へ行ってみました。
須賀神社という名前です。
お賽銭を持ち合わせていなかったので、無料でお参りして来ました。
(無料なので:笑)ささやかな願い事にしておきました。

田んぼの脇にはたんぽぽが。
そして遠くに見えるのはシェルコム仙台という多目的ドームです。

歩いてみると色々発見がありますね。

そして、夕方には沈んでいく夕陽が綺麗で、東側には対照的に静かに満月が浮かんでいました。

日々、自然現象はいろんな彩りを見せてくれます。
その大地や地球、宇宙の中にいる小さな自分。自分が自由になんでも出来ると思うのが普通ですが、重力がなければ大地に立つことも出来ず、空気がなければ生きられません。アタリマエのことなんですが支えられていることをついつい忘れてしまって傲慢にならないように、時々生かされていることに感謝しないと。。。

おっ!今日はお参りしたから、こんな事思うのかな・・・?(笑)

感謝しながら明日も製作頑張ります!
だから何かご利益ちょうだい〜。。。神様〜。
(と・・・不純な僕です)



2017年4月9日日曜日

夕方。nokkaから見えた風景です。
太陽が沈む方角も、少しずつ右へ右へと日ごとに移って行きます。
空気感も、冬のピリッと引き締まる感じではなく、土の香や、湿度が増してきた感じが、やわらかな春の波動です。

森の木々も優しい色の若葉が芽吹いてきましたし、木蓮の花も開いてきました。

nokkaの家具作りびと。私、工藤博はこうして時々景色に見とれています(笑)
なんといっても、綺麗な景色は心の栄養になるような気がします。

どんな景色が見えるところで製作するか。
大切にしたいことであります。

2017年4月8日土曜日

 昨日お渡しさせて頂いた作品です。
恋人への誕生日ブレゼントだそうです。
何かといいますと、アクセサリーBOXです。
フタの裏には、誕生日と受け取る方の名前を焼きゴテで記入してあります。

左側にはリングやピアスなどの小さなアクセサリーを2段重ねで入れて、右側には時計を入れるようになっています。
フタを開ける時はプッシュボタンを押しながらフタをスライドさせます。
閉じる時には、フタが閉まりきるとプッシュボタンがポンと上がって、クローズ状態を保持する仕組みです。
(動画があればわかりやすかったですね)


ご依頼主様にも歓んで頂けて、ホッとしています。
無事お渡し出来たかな〜♡







さてさて、そんな恋心に思いを馳せながら製作させて頂きましたが、僕が大学生の頃は、まだ携帯電話が広く普及していませんでした。
今では、信じられない状況ですが、事実です。
恋人との通信手段は、いえ電(家庭の共有電話)か、FAXか、手紙。
渋い〜〜〜〜って思えるようなそんな状況です。
デートの約束もしっかり時間とかを決めないと、大変な事になります。
勿論、何かあって待ってる間も、連絡の取りようがありません。
今は、携帯電話で、通話、メール、ライン、SNS・・・などのコミュニケーション手段でいつでもどこでも連絡が取れる世の中です。
ま、便利ですけどね。
でもね。。。昔のほうがロマンチックだったかもしれませんね。
電話ボックスから電話するときも、テレホンカードの残り度数を気にしながら「あーもう切れる・・・」って焦ってしまう切り際。
または、相手の家に電話すると、誰が出るか分からないスリル感。
(笑)懐かし〜な〜。

簡単に連絡が取れないから、相手を思う時間が深まるってこともあるのかもしれませんね。











2017年4月4日火曜日

今朝の cafe nokka
今日は朝から日差しや空気感が長閑な感じでした。
ストーブをつけなくても今日は作業が出来るくらいの気温で、仙台にもようやく春の暖かさが訪れて来たのかな・・・?

小さな虫も飛び始めましたし、小鳥のさえずりも賑やかになってきたように感じます。
そして、大家さんは今日はトラクターに乗って笑顔で畑へ向かって行きました。

巷では新年度が始まり、それぞれ新しい仕事や学校などが始まる季節でもあります。
ドキドキしながら、新しい環境に慣れるまで、周りに合わせて我を失う時期でもあるかもしれません。または、我を失うまいと必死にツッパル時期でもあるかもしれませんね。

大学に入学した時。弘前から京都まで出て行った時の事を思い出します。
高校3年間は坊主頭。(スキー部のルール)
それが、少し伸びたところで「角刈り」で臨んだキャンパスデビュー♡(今思えば恥ずかしい・・・)
そして、「オレ」って自分の事を言ったことがない18年間。
津軽では、自分の事を「わ」っていいます。当然、会話はネイティブな津軽弁のイントネーション。標準語とは、そうとう雰囲気が違う言語で生活していた僕は、大学入学直後は頑張って標準語を話そうとしてました。
つまり、周りに合わせて我を失うパターンの大学生活の始まりでした(苦笑)
懐かしいな〜。。。

もしかしたら、ブログを読んでる方の中にも、新年度を新しい環境で始める方がいらっしゃるかもしれませんね。
周りに合わせて我を失っても、我を失わんとツッパても。
うんうん・・・。先ずは、それで良いんじゃないですか♪
幼いころの自分や、故郷を思うと、ちゃんと本来の自分スタイルを思い出すことができると思います。

新生活が落ち着いた頃にでも、一人で空を眺めながら故郷に思いを馳せてみては如何でしょうか・・・。

原点回帰。自分は自分。




2017年4月2日日曜日

nokka商品のご愛用者様からのお写真です。
実は、りんご入れの箱ではなくて、プランターなんです♪
タモの苗木を育てているのですが、鉢が小さくて窮屈そうとのこと。
そこで、プランターを作ることに。
作るにあたって、苗木の気持ちになってみまして(笑)、「まだ1歳か2歳の木なのに、大自然の土ではなくプラスティックのプランターに入ってたんだもんな〜。どんな気持ちだったろうかね〜。寂しいかな〜。親の木が近くにいないんだよな〜。じゃ・・・せめて、プランターは同じ木材のタモで作ろうか・・・」
ってな思いで、タモ材で作らせて頂きました。

これでしばらくは、根っこも伸び伸び出来るでしょう・・・。
でも、いつかは大自然の大地に移ることになるのかな?
強く大きく育って、いつか次の次の世代の家具作りびとさんの手によって、また活かされる時が来るのかな?
その頃、僕はすっかりこの世にはいないくらい先の事ですが、今回作らせて頂いたタモ材も、元々はおそらく樹齢100年前後の木材です。
100年生きた木が、100年後の木のために・・・

その架け橋となった自分の手。
温かくて優しい心はこの手に満ちていただろうか・・・?
ただ形を作るだけの傲慢な自分になっていたかもな〜。(恥:反省・・・)
明日から、また心を「お客様にも」、「木にも」、寄り添わせてやって行きたいものです。
そんな事を振り返らせてくれた今日の作品でした。

元気に大きく育ってね。タモさん。

(笑)でも・・・なんだか、りんごも居心地良さそう♡


2017年4月1日土曜日

カンパニュラというお花です。
先日ホームセンターで買って来ました。
工房に優しい彩りを加えてくれています。
どんどん育ってくださいな〜。



今日は少し肌寒かった仙台。
午後にはみぞれも降りました。

今日から4月!
今月も色々製作するぞ〜!!!